グッド・ファイトシーズン2

ニュース

イントロダクション

「アメリカの今」を描写する大人のエンターテイメント作品のシーズン2をCS初放送!!
逆境を乗り越え、次々と押し寄せる訴訟問題に立ち向かうダイアンたちのリベンジ・パワーゲームが加速するシーズン2をお楽しみください!!

シーズン2 見どころ

ニューヨーク・タイムズ紙他各紙からも称賛の声多数!

シーズン2の放送が開始し、2018年7月23日号のニューヨーク・タイムズ紙は、「手に汗握るセカンドシーズン。激しく、テンポが良い。スピンオフとしてのルーツを脱却して、独自の持続的なストーリーラインを見つけた。」とスピンオフ作品でありながら、独自の魅力を発揮している本作について称賛している。さらに本作について、「ハイグロス(高光沢=輝かしい)な法廷ドラマ」「シーズン2は、前作よりもはるかに辛辣で政治的な、完全にオリジナルな素晴らしいドラマ」だと述べている。情報誌ローリングストーンは「スマートで、エネルギッシュ、そしてとっぴなほどに現代的。今を生きる私たちのドラマ、私たちに残された市民としての力を最大限に生かそうとする人々についてのドラマだ。」と語り、ニュースメディアバズフィードは、「臆面もないフェミニスト。人生で素敵なことを求めていますか? この番組を見てください! 」と述べており、作品に対する熱量の凄さが感じられる。また、現代の問題をいち早く取り入れ、政治的に踏み込んだ内容についても各紙が絶賛している。インターナショナルマガジンの米エスクァイアは、「他の番組が人種や政治に関する議論について様子見している間に、「グッド・ファイト」はダイレクトに、説得力を持って飛び込んでくる。」と、USAトゥデイは「他の番組にはできないやり方で、トランプ時代の疲弊を描いている。」と述べている。ロサンゼルス・タイムズ紙は、「この作品は、グレーゾーンの物議を醸す問題から目をそらすことなく、複数のストーリーで#MeTooの問題、デート中の「言った言わない」という同意についても取り上げている。」と語る。他にもガーディアン紙やエンターテイメント・ウィークリー、ザ・ニューヨーカーなどなど多くのメディアから、本作の切り込んだストーリーとキャストの魅力的で迫力のある演技、秀逸な脚本について書ききれないほど多くのコメントが寄せられている。アメリカ社会の最先端を描く本作への注目度の高さがうかがえる。

ストーリー

事務所の設立パートナー、カール・レディックが亡くなる。娘で連邦検事補のリズは、エイドリアン・ボーズマンとは元夫婦の関係。エイドリアンは事務所にレディックの名を残したいのだが、リズとの関係は良好ではない。トランプ批判ツイートのせいで上司から冷遇されたリズは、司法省を辞めて自ら事務所を立ち上げるらしい。そこでダイアンとジュリアス・ケイン(一度事務所を辞めたが、出戻っていた)は、事務所にリズを引き入れようと、エイドリアンに無断で彼女にオファーを出す。一方、投資詐欺事件を起こした父ヘンリー・リンデルが逃亡したため、逮捕されたマイア。保釈中の彼女にFBIのスターキーが、父親捜しに協力すれば起訴を取り下げる、と接触してくる。そして、2日前ドバイの銀行でヘンリーの口座から金を引き出した女の写真をマイアに見せる。彼女はマイアのかつてのテニスコーチだった。マイアの弁護士を務めるルッカが、写真の女性捜しを手伝うから起訴取り下げをと交渉すると、マデリーンはヘンリーの電話の録音をマイアに渡す。カールの死、弁護士殺しなど、周囲で不穏なことが続き、ダイアンはバーテンダーにもらった幻覚剤に手を出し……。

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

ダイアン・ロックハート/Diane Lockhart (声:小宮和枝)

弁護士を引退して南仏に隠居しようと計画していたが、資産運用を任せていた投資ファンドがネズミ講だったと判明し、全ての財産を失ってしまう。引退計画は延期せざるを得ず、現職を継続することを事務所に伝えるが、署名した退社合意書は取り消せないと復帰を拒否されてしまう。他の法律事務所に打診するも、彼女の紹介で多くの人がネズミ講の被害に遭っていることがネックとなり、どこからも雇ってもらえなくなってしまう。

クリスティーン・バランスキー Christine Baranski

1952年米ニューヨーク州に生まれる。祖父母はポーランドの舞台俳優。ジュリアード音楽院のドラマ部門で演技を学び1974年に卒業。1980年に「Hide & Seek(原題)」でブロードウェイ・デビューを果たす。故ニール・サイモンのコメディ劇「噂」でトニー賞を受賞した経歴を持つ。出演した主なテレビシリーズは、「LAW & ORDER ロー&オーダー」「ゴースト ~天国からのささやき」の他、レナードの母役を演じた「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」などがあり、人気テレビシリーズとなった「グッド・ワイフ」では全シーズンに渡ってダイアン・ロックハート役を演じた。これまでエミー賞には15回ノミネートされており、「ビッグバン★セオリー」のクリエイターであるチャック・ロリーが手掛けた1995年から1998年まで続いたシットコム「Cybill(原題)」でのマリヤン役でエミー賞コメディシリーズ部門の最優秀助演女優賞を受賞するなど、輝かしいキャリアを築いている。最新出演ドラマは、アメリカの金ぴか時代を描いたHBOドラマ「The Gilded Age(原題)」。

ルッカ・クイン/Lucca Quinn (声:鈴木美園)

アフリカ系アメリカ人で構成された法律事務所のレディック・ボーズマン・コルスタッドに務める有能なアソシエイト。かつてダイアンの法律事務所で働いていたことがあり、ダイアンとは犬猿の仲。

クーシュ・ジャンボ Cush Jumbo

1985年イギリスのロンドン生まれ。セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマの演技コースを首席で卒業し、俳優としてのキャリアをスタートさせる。テレビシリーズ「秘密情報部 トーチウッド」や「ヴェラ ~信念の女警部~」での準レギュラーを経て、CBSの人気ドラマシリーズ「グッド・ワイフ」の最終シーズンでルッカ・クイン役に扮し、俳優としての地位を確立した。その他の出演テレビシリーズは、「デッドウォーター・フェル ~虚像に殺された家族~」やネットフリックスのミニシリーズドラマ「ステイ・クロ-ス」、ジャレッド・ハリスと共演のリベンジスリラー「The Beast Must Die(原題)」など。出演した主な映画作品に2017年のイギリスとドイツの合作映画『リメインダー 失われし記憶の破片』やBBC製作『シティ・オブ・タイニー・ライツ』がある。2014年に結婚し息子が一人いる。現在の活動の拠点はニューヨーク。

マイア・リンデル/Maia Rindell (声:鷄冠井美智子)

司法試験に合格し、ダイアンの法律事務所で中西部最大のロックハート・デクラーに入社した新人アソシエイト。父親はリンデル投資ファンド社長のヘンリー・リンデルで、裕福な家庭に育ったお嬢様。州検事のガールフレンドと同棲している。ダイアンは名付け親。

ローズ・レスリー Rose Leslie

1987年スコットランド生まれ。ロンドンの音楽演劇芸術アカデミーで演技を学び、2009年にBBCスコットランド制作のテレビ映画「New Town(原作)」でテレビ作デビュー。同作での演技が評価されてスコットランドBAFTA賞の最優秀新人賞に輝いて注目を集め、「ダウントン・アビー」でメイドのグウェン役を獲得する。アメリカでは社会現象にもなったHBOの大ヒットテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で野人の女戦士イングリット役に扮し一躍有名になる。最新出演作は、BBC制作のテレビドラマ「原潜ヴィジル 水面下の陰謀」でのカーステン・ロングエーカー役。2022年は、ケネス・ブラナー監督・主演の『ナイル殺人事件』の公開も控えている。「ゲーム・オブ・スローンズ」で共演したジョン・スノウ役のキット・ハリントンとの間に息子が一人いる。

エイドリアン・ボーズマン/Adrian Boseman (声:辻親八)

リンデル・スキャンダルで破産して行き場を失ったダイアンに救いの手を差し伸べる弁護士。ほとんどの従業員がアフリカ系アメリカ人のレディック・ボーズマン・コルスタッド法律事務所の代表パートナー。

デルロイ・リンドー Delroy Lindo

1952年イギリスのロンドン生まれ。10代の頃にロンドンからカナダのトロントを経てアメリカのサンフランシスコに移住し、24歳の時にAmerican Conservatory Theaterで演技を学ぶ。1974年にカナダのテレビシリーズ「警察医サイモン・ロック」に端役で出演しデビューを果たすが、その後舞台に専念する。1989年のカルト映画『サルート・オブ・ザ・ジャガー』で映画の世界に復活し、1992年の映画『マルコムX』への参加がきっかけとなり、以後のスパイク・リー監督作品に度々起用される。その他、『ゲット・ショーティ』、ジョン・ウー監督『ブロークン・アロー』、ロン・ハワード監督『身代金』、キアヌ・リーヴス主演『フィーリング・ミネソタ』、ダニー・ボイル監督『普通じゃない』、ラッセ・ハルストレム監督『サイダーハウス・ルール』など多数。主なテレビシリーズには、「キッドナップ」でのFBI捜査官ラティマー・キング役やJ・J・エイブラムス製作総指揮、アルフォンソ・キュアロン監督「BELIEVE/ビリーブ」のウィンター役、「THIS IS US/ディス・イズ・アス」「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」のゲスト出演など。「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」シーズン10でのゲスト出演で2010年のNAACPイメージ・アワード最優秀助演男優賞を受賞した。

マリッサ・ゴールド/Marissa Gold (声:石井ゆかり)

ダイアンの古巣ロックハート・デクラーで使い走りとして働いていたが、レディック・ボーズマンに転職したダイアンに自分を売り込み、アシスタントとして雇われる。物怖じせず行動力がある。

サラ・スティール Sarah Steele

米ペンシルバニア州生まれ。2004年のアダム・サンドラー主演のラブコメ『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』で銀幕デビュー。その後、「LAW & ORDER ロー&オーダー」「LAW&ORDER:クリミナル・インテント」「ゴシップガール」などのテレビシリーズへのゲスト出演を経て、2011年に「グッド・ワイフ」の3エピソードにイーライ・ゴールド(アラン・カミング)の娘、マリッサ・ゴールドとして出演する。その後、後期シーズンでは2014年から2016年まで同役で準レギュラーを獲得し、合計22エピソードに出演した。舞台の分野でも精力的な活動を続けており、数々のオフ・ブロードウェイ作品に出演している。2014年には、ドナルド・マーグリーズ作「The Country House(原題)」でブロードウェイデビューを果たした。現在ニューヨークを拠点に活動中。

コリン・モレロ/Colin Morrello (声:足立りょう太)

やり手の連邦検事補。法廷でルッカ・クインとは激しく対立するのだが……。

ジャスティン・バーサ Justin Bartha

1978年生まれ。高校卒業後ニューヨークに移転し、ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツで映画製作と演劇を学ぶ。ロバート・デ・ニーロ主演のコメディ『アナライズ・ミー』で制作アシスタントとして映画界でのキャリアをスタートさせる。1998年映画『54 フィフティ★フォー』でクラブの客を演じ俳優としてデビューを果たす。ニコラス・ケイジ主演『ナショナル・トレジャー』への出演でブレイク。続編『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』にも同じライリー・プール役で出演する。主なテレビ出演作品は、ライアン・マーフィー製作総指揮の「New Normal おにゅ~な家族のカタチ」での主演デビッド役や、「ゴッドファーザー・オブ・ハーレム」のシーズン2がある。2014年にピラティス・インストラクターと結婚し、2人の娘がいる。

作品基本情報

原題:THE GOOD FIGHT Season 2
データ:今回シーズン2・2018年/アメリカ/二カ国語&字幕版/今回シーズン2全13話/HD作品
製作総指揮:ロバート・キング、ミシェル・キング、リドリー・スコット、フィル・アルデン・ロビンソン
出演:クリスティーン・バランスキー、ローズ・レスリー、クーシュ・ジャンボ、デルロイ・リンドー
日本語吹き替え:小宮和枝、鈴木美園、鷄冠井美智子、辻親八、石井ゆかり、足立りょう太